三井ちさとのDiary  

ミスター☆
 「ミスタースマイルが帰ってきました」
 東京ドームに戻って来た、488ぶりの長嶋さんの姿を見た時、嬉しさのあまり「お帰りなさい 長嶋さーーん!」とTVに向かって叫ぶめっちゃ笑顔の自分・・この日が来ることを信じて待っていました。
 広島には完敗しましたが「野球は何が起こるか分からない。あきらめずに頑張ってほしい」予断を許さないほど重く、それから続いた長く苦しい入院、リハビリの日々、ふつうの人なら音を上げるような厳しいメニューをこなしてきた長嶋さんご自身が、それを知っているからこそのお言葉ですよね。
「懐かしい野球場のにおいがした。これをかぎたかった」
そうおっしゃったそうですね。私自身もその気持ちを味わったことがありました。98年にファイヤーガールに合格した時の監督は長嶋さん。
 「頑張ってね」
 長嶋監督がダンスでスタンバイしている私たちに、そう声を掛けてくれたことがありさらに笑顔で踊ることが出来ました♪長嶋さんオーラは強烈ですよ!宙に舞うくらいテンションが上がったものです。
 それから3年後の2001年、私を育ててくれた懐かしい野球場のにおいをかぎたくなった私は、再びダンスを猛練習してオーディションを受け「チームジャビッツ21(旧ファイヤーガール)」に合格しました。長嶋監督がいました、再び「頑張ってね」と言ってくれる長嶋スマイルに会えて、本当に嬉しかったです。以前よりもっともっと「グラウンドに立てること」にいつも感謝しながら踊る自分がいました。
「グラウンドのにおいがかげて本当に気持ちよかった」
 その感動は今でも忘れることが出来ません。その時もいつもそばにいた人、それが長嶋監督でした。楽しい時も辛い時も私を支えてくれた東京ドームという名の舞台☆そこにこれからもずっといてほしい、長嶋茂雄さん。
 「お父さん」と呼ばせてください!!